どうも。
内面からケアし行動改善を促す
内面リペアコーチのじゅんです。
今回は
１人で出歩くことすらできないほど
人見知りで自分のことに自信がない。
自分のことが好きになれなくて
どこに行っても楽しめない。
そんな状況が続き
１０年以上引きこもっていた
僕が1人で行動できるようになった。
そんな体験を通しての
学びや気づきをシェアしていきます。
もし、今あなたが自信が持てずに
他人の目を気にして動けない。
外に出るのも人に会うのも怖い。
そんな気持ちがあるのであれば
何か新しい観点が学べる。
そんな内容にしていきますので
ぜひ最後まで読んでいってください。
人と関わることが嫌で逃げまくった学生時代
僕は中学1年の時にいじめを受けていた。
キッカケはバスケで
選抜に選ばれたからだった。
練習試合だったが、
日頃の成果に芽が出て
センターとして出場した。
しかし、それを気に食わなかった
チームメンバーがいたのだ。
たしかに体力的にも
技術的にも僕より
うまいやつは他にもいた。
だけど、それで妬むなんて・・・
ありえないと思っていたが、
それは顕著に表れ始めたのだ。
しかもそれは練習試合が
終わった次の日からだ。
いつものように部活に向かい
あいさつをしたのだが
反応がない。
『あれ？聞こえなかったのか』
『よしもう一度！』
『よろしくおねがしまぁぁあああす』
それでも返ってこない。
いつもなら返ってくるはずなのに
同級生も先輩たちもまるでムシ。
『んーなんかおかしいな』
『何かしたっけな』
自分には思い当たる節がなかった。
そして、練習が始まる。
すると、パス練習のとき
ボールが顔面に飛んでくる。
『どこに飛ばしてんだよ！！』
と思いながらも、
何度やっても飛んでくるのは顔面。
このとき何か異変が起こっている。
やっと自分で気づいたのだ。
そして、話しかけても無視される。
汗拭くタオルを置くと
『俺のタオルの近くに置くな！汚ねぇな。』
いつも仲良くしていた人からの一言。
さすがにショックだった。
『なんで・・・オレが何をしたんだよ』
それから、来る日も来る日も
冷たく当たってくる。
自転車のタイヤは
前後パンクさせられたりもした。
そして、その波は部活だけに止まらず
クラスにまで波及していたのだ。
いつも仲良く話していた
やつらですら陰口を始める。
（なんかこの記事を書いていて
胃がキリキリしてきた笑）
で、それから僕は
学校に行くことすら
イヤになっていたのだ。
『なんで、オレがこんな目に・・・』
『試合なんて出なければよかった』
『何もしなければ何も起こらなかったのに』
自分を責めまくった。
ただ、家族にはそんなことは言えず
家の中では明るく振舞っていた。
何もなかったかのように。
いつもどおり家族を
笑わせようとふざけてみたり
大好きな歌を歌いながら明るく振舞う。
学校での悲しみを
掻き消そうと必死だった。
しかし、段々と人と
関わるのが怖くなっていた。
なるべく当たり障りなく。
なるべく当たり障りなく。
オレが何かすれば、
誰かに迷惑が掛かる。
そう言い聞かせて、学校では
誰とも話さずに過ごしていた。
人と関わるのが怖くて
自分から関係を断つと決めたのは
このときくらいからだろう。
そして、ある日の夜。
父から一言
『なぁ、じゅん。
最近学校はたのしいか？』
俺はドキッとした。
何かを察したかのように。
父らしくない一言だったからだ。
いつも厳しく当たってくる
父がこのときはすごく優しい表情。
そう思っている時には
瞳から大粒の涙がこぼれていた。
『抑えろ！抑えるんだ！
ダメだ我慢しろ。』
『家族の前では明るくしなきゃ』
だけど、そんなことはできるはずもない。
僕の心はとっくに悲鳴を上げていたのだ。
『助けて』と。
そして、父に対して僕は
『父さん。ごめんなさい。
もう学校に行きたくないんだ』
そう言って泣き崩れた。
すると父は何も言わずに席を立ち
電話と手に持ってどこかに掛けている。
『何してんだ？？？もしかして・・・』
と思った時には
『あーもしもし、じゅんの父ですが、
Ｏ先生（担任）いますか？』
『あーどうも、あのですね。
明日から息子を学校には行かせないんで！
よろしくお願いします。』
『なんでか聞きたいのでれば、
あんたたちが直接家に来い！！！！』
最後の一言はかなり強い口調だった。
父に救われた気がした。
ただ、父から
『お前にも何か非があったんじゃないか？』
『火のない所に煙は立たないんだぞ』
思い当たる節は何もなかった。
そして、僕は中学1年の秋から
不登校になった。
どこにでかけることもなく、
たまに10個上の姉に連れられて
名古屋に遊びに行っていたが
外に出るのが怖かった。
同級生や学校の人に
会う可能性があるからだ。
だから、できるだけ家にいたい。
何もしなければ何も悪いことは起こらない。
もうつらい思いはしたくない。
そう思って自分の心を閉ざしていった。
そして引きこもって
ゲームして過ごしていた。
いじめをきっかけに大好きな
バスケは辞めることになった。
これが僕が一歩も外に出ることが
できなくなったキッカケだった。
それから高校へも
２つ離れた市へ行ったりして
学生時代はとにかく人から逃げていた。
逃げまくってきた結果、出入り自由の要塞に閉じこもる。
社会人になり、
かなり精神的にも成長していた。
しかし、それでも人と関わるのは
怖いというのは昔ほどではないが
やっぱりあるのだ。
いつまで引きずっているのかと
めちゃくちゃ悩んでいたが
解決策が見つからず2７歳を迎えていた。
かれこれ１０年以上
変わることができずに
ずっと来てしまったのだ。
23歳で結婚してからも
どこに行くにも
『家族といかないならいかない』
と言い張って
『1人でいっておいでよ』
『たまには気分転換になるよ』
妻に言われても行けなかった。
10年もずっと染み付いた思考というのは
怖いもので一気に破壊するような体験を
しない限りはずっと繰り返すんですね。
マジで誰かが助けてくれるとかないし
自分で突破口を開かないと
ブレイクスルーは起こらないんだ。
という学びと気づきを得ていた。
じゃあ、どうやって
10年以上も引きこもっていたのに
抜け出せるようになったのかというと
苦手としている状況の何に対して
不安や恐怖を持っているのかを把握する。
これをひたすらノートに書き出しました。
するとそこで分かったのが、
過去の体験をそのまま現在に
引きずり出している。
ということ。
今目の前に起こっていないことなのに
フラッシュバックしていたのだと。
これはかなりきついんですけど、
過去を思い出してしまうというのも
必ずトリガーがあるんですね。
僕の場合は対人なんですが、
全く人と関わらないなんて無理なので
めちゃくちゃ辛かったです。
しかし、紙に書きだしていくうちに
今の目の前の現実では何も起きていない。
事実と解釈に対しての行動を
すべて分けて書いたんですね。
例えば、
1人でラーメンを食べに
行けたら楽しいのかな？
と考えた時に
事実として
・ラーメン食べたい
・1人行動楽しそう
解釈としては
・1人で行くと変に思われるのでは？
・人ごみ行くのイヤだな
このときにどっちを選ぶかで
行動が変わるのが分かるかと思います。
事実として考えていることを選べば
自分がしたいことを選んだことになり
結果として”できた””楽しい”が
得られるかもしれない。
しかし、解釈で取った行動の場合は
できなかったし後悔が募るんですね。
ただ、心は守れたことになるので
どっちが自分にとっての最善なのか。
本当にやってみたいと思うことを選ぶのか
それでも何も変わらずに後悔の念を積むのか。
僕は散々後者側をしてきたので
うんざりしてましたし、
変わりたいと思っていたので
前者を選んでかつ罰ゲームを決めました。
1人でラーメン屋へ行かなかったら
家族と外食は1年禁止。
という罰ゲームですね。
普通に罰ゲームとか
嫌じゃないですか。
家族と出かけて美味しいもの食べたいし
子ども達のお祝いの時に何もしてあげたい。
そうして自分に強制力を持たせて、
やってみたんですね（笑）
そしたら見える景色が全然違いました。
人目が気になっていたんですけど、
みんなラーメンと会話に必死。
『ズーズー』すすって
ラーメンを味わっている。
気にしているのは
いつでも自分だけなんだ。
みんなが自分のことで必死のように
俺も自分を守ろうと必死だったんだな。
自分に対して『ありがとう』
と言って切り離したんですね。
なんでもそうなんですが、
やる前はめっちゃ怖いんですよ。
超悩むしあれこれ考えちゃうし、
だけどやってみたら
『なーんだ！こんなもんなのか』
『もっと早くやってればよかったぁーーー』
という声が漏れてました。
まさに僕もラーメン食べた時に
独りで気楽にゆっくり食べられる。
誰にも邪魔されない一人の時間。
めっちゃ最高で超おいしく頂きました。
やって損はないけど、
やらずに損することの方が
世の中多いんだなと。
博打（パチンコ・宝くじ）や
投資系などムダ遣いは別ですけどね（笑）
なので今あなたも何かつらい経験を抱えて
1人で抱え込まずに話してみてください。
僕も過去の辛かった話は今では
誰かの役に立つと思って発信してます。
それを見て何か踏み出す
きっかけになれば幸いです。
”今”この瞬間からあなたの未来へ繋がる
一歩の力になりますように。
そして、あなたは決して一人ではない。
それでは今回はこの辺で。
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