『こんなところで
寝てる場合じゃないだろぉぉおお』
『やると決めたのに何してんだよぉお』
自分で決めたことすらもできず、
ソファがくっついて離れない。
変わらないと・・・
今のままじゃダメなのに・・・
そう思いながらも結局なにもせず。
モ〇ストをしながら過ごしている。
『ストライクぅぅううう
ショットォオオオオオオオオオ』
こんなことやってる場合じゃない。
本業だけの収入に不安を感じ
優秀なメンターを付けたのに関わらず
僕の背中はソファがくっついて離れなかった。
そして夜になると
『あーまた何もできなかった』
『やっぱ俺はダメだな』
『何すればいいかもわからんし』
そんな状態で誰かが助けてくれる。
誰かが手を差し伸べてくれる。
誰かが何とかしてくれるだろう。
そんなことを思っていた。
当然、誰も何もしてくれるわけないし
誰かが助けてくれるなんてこともない。
自分が何とかしないとなにも始まらない。
そんなことは分かっている。
『分かってんだよぉおおおお』
『頼む動いてくれ・・・』
『もう後悔ばかりはうんざりなんだ』
周りを見渡せば
何かに挑戦している人ばかり。
そんな人たちを横目に
何もできない自分が大嫌いだった。
やることがあるのに関わらず
全く動けない自分が許せなかった。
『おい、俺は何してんだ』
『また何もせずに時間だけ過ぎてんぞ?』
『約束も守れんのか?ダセェな』
毎日自分のことを責め立てていた。
誰も助けてくれないことはわかっている。
たとえ、優秀なメンターをつけようとも。
だが、僕は
自分が何をしたいのか
自分がどう在りたいのか
何で動けずにいるのか
自分が自分のことを
わからずにいたのだ。
自分でやると決めた挑戦なのに。
自分が家族を守ると決めたのに。
いつしか家族の事すらも邪魔だと感じ始め。
子ども達に対しても厳しく当たっている。
自分ができていないのに
子ども達ができないことが許せない。
クッソ最低なパパだった。
あーこのまま俺の挑戦は終わるのか。
200万近くかけて学んできた
1年半という時間と金。
すべてを”無”にしてしまいたい。
すべてがなくなってしまえばいい。
完全に病んでいた。
朝起きても体は動かない。
頭の中はずっと薄黒い霧がかかり
モヤモヤしている状態だ。
『どうせ俺は・・・』
というのが口癖だった。
そうなっていた理由は
自分でなんとなく気づいていた。
過去の体験が走馬灯のように
蘇ってきていたのは
ハッキリしている。
『立場を考えなさい』
『俺は他の人がやっても
許されることをしてはいけない』
今ではわかる。
今目の前に起きてないことを思い出し
不安と恐怖して怯えていたことに。
だけど、俺は抜け出せずにいた。
『傷つきたくない』
『もう二度と同じ思いをしたくない』
『怖い怖い怖い・・・』
だけどどうやって
抜け出すかわからないのだ。
過去のつらい体験から抜け出して
本当の自分を探したい。
俺はこんなところで
くたばるような人間じゃない。
そのことだけは確信している。
だけど、プラスとマイナスの
感情が鍋の中でグルグルと
混ぜられている感覚だ。
とにかく気持ち悪い。
『誰か助けてぇ・・・』
そして、ある日。
メンターに対して
『僕が今やりたいことではないです』
『月300万とか要らないしあっても嬉しくない』
『既に月50~100ほどあるんで満足です』
こういった内容でLINEをした。
すると、
『まだ到達してないのに何が分かるんですか』
『そんなことで家族守れるんですか』
『過去の自分を裏切るんですか』
『まだその程度の成果で何が分かるんですか』
ストレート、アッパー、
ラリアット、ボディブロー
一気に喰らった感覚だった。
『うぅ・・・きつっ』
その時のメンタルはかなり落ちていて
この言葉を受け入れる余力はなかった。
そして、その時の解釈としては
『俺の理想に合わせた指導ではない』
『自分の基準値を押し付けているだけだ』
『高い金払ってんのに何もしてくれない』
ひねくれた解釈をしてしまった。
今でこそ言って頂いた
言葉の意味はわかる。
期待してくれていたのだ。
まだまだいける余力がある。
本気で覚悟を決めて欲しい。
生ぬるい状況から抜け出して欲しい
自分の人生に責任を持て
他人に意思決定権を委ねるな
こうした想いがあったから
伝えてくれていた。
なのに、僕はそうとは受け取れなかった。
何も言われたわけではなく。
誰かに批判されているわけでもなく。
みんな自分の事で忙しいのに。
僕は目の前で起きてない事実に
ただビビッているだけだった。
過去の体験を呼び覚まして
行動しないことを正当化しようと。
必死になっていたのだろう。
そして、メンターに
目を覚ましていただいて
少し経ったある日に
とある方をご紹介いただいた。
起業家のKさんだった。
Kさんは行動できない人を
行動できるようにするのが得意。
僕自身が深く悩んでいたことを
知っていたためにお話を頂いた。
そしてKさんと話してすぐに
『あーじゅんさんはあれっすね』
『考えているというより
めっちゃ悩んでるだけですよ』
『しかも、昔なんか嫌な
体験とかしたりしました?』
『お父さんのことを
許せなかったりしてません?』
僕の過去の話なんてしてないのに
自分の心を読まれた気がした。
背筋がゾクッとしたのだ。
『父とは昔からあまり仲は良くないですね』
『それに昔いじめにあったことを
今でも思い出してしまうんです。』
『昔イヤな思いをしたことを
今でも鮮明に覚えているんですよね』
と話をした。
すると、
『あーじゃあ、鏡の法則と
を読んでください』
『そこにあるワークをすると
何か変わるかもしれないですね。
僕も同じような経験してたので』
Kさんからそう言われて
Amazonで即ポチした。
そして、鏡の法則の読書を開始。
読み始めてすぐに察した。
これ俺の今にドンピシャな内容だと。
内容がグッサグサと刺さってくる。
胸が痛くなる感覚だった。
ずっと見ない様に見ないように。
そう思っていたことが
どんどん浮き彫りになっていった。
そして、実際に本の内容もそうだが
ワークを実践することにした。
すると、涙が止まらなくなっていた。
僕が小さいころに受けた心の傷や
父親に対しての想い。
学校の先生に言われた言葉。
大人たちの権力を振りかざして
力なき人間に対して抑圧しようとする。
そんな大人が大嫌いだった。
それが許せなかったのだ。
しかし、ワークを重ねていくにつれて
過去の自分に対して寄り添えるようになり
父に対しての考え方も変わっていた。
むしろ、自分が子供の父親になって
父の気持ちが痛いほどわかったのだ。
当時は理解できなかったことが
今ではわかるようになる。
同じ立場になった時に
親の気持ちがわかるようになる。
この言葉を本を通じて学んだのだ。
そして、ネックになっていたのは
父もあったが妻に対してもだった。
僕が動けずにいた根本は
実は妻だったんです。
これは妻が悪いとかではなく、
妻に対しての自分の言動や思考。
いつの間にか自分が
周りに対して影響を与えている。
『相手は自分を映し出す鏡だ』
という言葉は
聞いたことがあるだろう。
しかし本当の意味で
理解している人は少ない。
『自分は悪くなく。悪いのは相手だ!!』
そう思っている人が大半だろう。
かつての僕も同じ考えだった。
相手は変えられない。
変えられるのは自分だけだと。
頭の中では理解しているけど
実際は納得などしていなかったのだ。
そして、鏡の法則を通じて
相手に対して抱いている感情や
相手がどうして自分が嫌だとする
行動や発言を繰り返すのか。
ノート20ページ分ほど書き出し
とことん自分と向き合った。
そして、過去の自分が
ずっと悩んでいたことを
初めて向き合う体験となった。
するとどうだろう。
今まで頭が薄黒い霧で
モヤがかかっていたのに
パッと晴れている。
肩に入っていた力も
スッと軽くなっている。
『ウソでしょ!?』
と思っていたが、
実際にそんな体験をすると
信じざるを得ないのだ。
それよりも、Kさんに対して
驚きが隠せないのだ。
僕と少し話しただけで
どうして僕が悩んでたことを
見抜いたのだろうか。
そして、ずっと抱えていた
オモリを外すために
紹介して頂いた本がドンピシャ。
『やべぇぇぇええええええ』
今では過去の自分を受け入れたし
なんなら自分の事が好きになったんですね。
『過去の俺ががんばったから
いまがあったんだな』
『よくがんばったね。ありがとう』
と伝えることができた。
Kさんにも
めちゃくちゃ感謝ですし
長く愛されている本にも感謝です。
僕は10年以上も抱えていた
苦しみから解放されて
この感動を伝えたい。
もし、あなたが似たような経験をして
今悩んでいるようであれば、
お話を聞いてあげたいんですね。
その上でどう解消するかを
一緒に探してあげたい。
そんな想いでこの記事を書きました。
ただ僕がうまくいったから
『この本おすすめだよ』
というつもりはなく。
ただ本を紹介するだけでは
的外れなんてことはよくあるんですね。
なので、もし今何か悩んでおり
相談したい方は
ぜひお気軽にお聞かせください。
僕はたくさんの方に支えられここまでこれたので
僕もこれを読んでくださっている
あなたの力になれたらうれしいです。
それでは今回はこの辺で。
P.S.
僕自身も毎日内面ケアをしつつ
行動管理をしているので
何かご不明点や相談があれば
お気軽にお声がけください。
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